保育園の懇談会は、保育者のトーク力と進行の腕前が試されるとき!
しかし、大勢の保護者を前にするとなにを話していいのか緊張しますよね!
懇談会がスムーズに進められるように、話のネタをまとめておきましょう♪
今回は、
- 保育園の懇談会でのネタは日常保育のこと
- 保育園の懇談会の進め方
- 保育園の懇談会でのネタと保護者が聞きたい話
- 保育園の懇談会でのネタは保護者目線
保育園の懇談会でのネタや、保護者が聞きたい話と進め方を紹介します!
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保育園の懇談会でのネタは日常保育が基本!
懇談会での話のネタは、日々の保育のことがメインです。
話すべきポイントはこんな感じです。
- 日中の流れを子どもの様子とともに話す
- 友達との関わり
- 頑張っていることやできるようになったこと
- 子ども達が夢中になっていること
- 今後取り入れてみたい活動
ほかにも、連絡事項やお願いを話すときはなぜなのかを伝えると保護者もわかりやすいでしょう。
理由を伝えるなら例えばこんな感じです。
- フード付きの服は遊具に引っかかってしまうから危険
- かたかったり、タイトなズボンは自分で履くときにできずに困ってしまう
- トレーニングパンツだと濡れてしまった感覚がわかりにくい
- カバンや上着のジッパーにはヒモを付けると自分でやりやすい
伝えるときは「こんな風な理由があるから子どもたちは困っている」
「こうするとスムーズに活動ができて喜んでいた」など、具体的なエピソードがあるとわかりやすいですね☆
保育士時代は、懇談会についてわからないことが多く、先輩に相談したり、いろいろな本を読みあさりました。
とくに参考になったのがひかりのくに出版の「保育参観&懇談会 大成功book」です!
この本は懇談会の会場設営や内容、保育士の服装から保護者の性格に合わせた対応などイラストつきでわかりやすく紹介しています。
保護者とも楽しめる遊びや製作などものっているので、懇談会のアイスブレイクにも役立ちますよ♪
この一冊で懇談会大成功まちがいなし!!
あちこち書店で探すことなく、通販にもあるのでぜひチェックしてみてくださいね(^^)
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保育園の懇談会の進め方
保育園の懇談会の進め方①自己紹介や役員紹介
新年度最初の懇談会は、まず保育士の自己紹介から始めましょう☆
そのあと、保護者にも自己紹介をしていただきます。
しかし、短い時間なので簡潔に話してもらうこと重要です。
そうすることで、そのあとたくさん子どもたちの様子を伝えることができます♪
そこで、話してもらうのは
- 子供の名前
- 簡単に一言
この2つのみで、あとは時間が余ったら最後の質問タイムにたくさん話してもらいましょう♪
時間がないときは、名札のみで保護者の自己紹介はカットでも大丈夫です。
このとき、すでに役員が決まっているなら役員の紹介と一言挨拶をしてもらえるといいですね☆
保育園の懇談会の進め方②本題
自己紹介が終わったら、以下の順番で進めていきます。
- 今後のスケジュール
- お願い
- 日常の保育の様子
- 保護者が聞きたいこと
- 質問タイム
まずは、日常の子どもたちの様子を話します☆
はじめての懇談会なら、入園から現在までの変化や現状。
2回目以降なら、前回からの成長や現在の様子などちょっとほっこりできるようなエピソードとともに話しましょう。
事前に、懇談会の出欠確認のプリントにおうちの人が気になっていることや質問など書く欄があると懇談会でも伝えやすいですね!
今後のスケジュールは、先ほどのお願いと一緒にプリントで配布するのをおすすめします。
なぜなら、時間短縮にもなるし聞き漏れがないからです☆
お休みした人にも、後日そのまま配ることができるのでおうちの人にとってもありがたいですね(^^)
そのあと、さらに時間があるようなら、写真を交えてそのときのエピソードを話すのも良いですね♪
保育園の懇談会でのネタと保護者が聞きたい話
先ほど話したネタとは別に、保護者が聞きたいことはほかにもあります。
連絡ノートだけではわからないことがたたくさんあるので、具体的な話をして不安を取り除いてあげられるといいですね☆
ときには、子どもの名前をあげながら最終的にはいい話になるようにうまくエピソードを交えて伝えましょう♪
保護者が聞きたい話①友だち関係
保護者は、わが子が保育園で友だちと仲良くしているのか、一人ぼっちになっていないかなど心配している人が多いです。
最初は緊張していた子どもたちも少しずつなじめていること、一人ひとりの個性を大切にしていることが伝わる内容が良いですね♪
大きくなってくると、ときにはケンカもあるでしょう。
保育園ではケンカをしてしまったときにどう対処しているのか、その後子どもたちがうまくいったこともいっしょに伝えられると安心できますよね☆
「ケンカは心の栄養ですから全て止めるわけではなく、ときにはみまもりながら必要なときには一人ひとりの気持ちを大切に受け止めています!」
なんて話せると「なるほど!」と保護者の方も安心できるのではないでしょうか?
もう一つ重要なのが、ケンカをしてけがをさせてしまったとき、おうちで改めて叱らないでほしいことを伝えることが大事です。
保育園できちんと解決していることなので、家庭で話をぶり返してしまうとストレスになり、また園で荒れてしまうことがあります。
家庭の教育方針もあるかと思いますが、子どものためにもきちんと園側として伝えておきましょう☆
保護者が聞きたい話②給食
保育園の給食は生活の重要ポイントですよね!
「うちの子、小食だけど時間内に完食できてるの?」
「好き嫌いが多い子だけど、苦手な物はどうしてるの?」
「すごく食べる子だけど給食は足りてるの?」
わが子が、きちんと給食を食べているか、お腹を空かせていないか仕事中心配している保護者も多いです。
保育園では、一人ひとりのペースを大事にしていること。
苦手なものは無理させず、見守ったり励ましながら達成感を大事にしていること。
場合によっては少なめにしたり、おかわりをしていることがわかると安心ですね☆
保育園では、楽しい給食の時間を過ごしていること。
大きな学年は食事のマナーについても触れながら伝えているといいです☆
保護者が聞きたい話③お昼寝
保育園でお昼寝のときちゃんと眠れているのか心配な保護者も多いです。
「うちの子ぜんぜん寝ないのよね」
「寝起きがすごく悪いんだけど、きちんと起きている?」
お昼寝も寝ない子や、寝起きが悪い子などいろんな子がいますよね。
どのような環境で寝ているのか、いろんなパターンに合わせ対応していること。
夜しっかり眠るために、熟睡しすぎないよう明りにも配慮しているなどわかるといいですね。
保護者の聞きたい話④その他
ほかにも、保護者から気になることを質問タイムにしても良いでしょう。
前に面白かったのは「みんな朝ごはんどんなものを食べさせてきていますか?」とほかの保護者へ向けて質問がありました。
みなさん、朝は時間がないから何か簡単で栄養があるもの食べさせらせないかなーと考えているようです。
お母さん同士で、簡単レシピがいくつかあがり盛りあがっていましたよ♪
事前に集めた保護者からのアンケートを、このタイミングで応えるとうまく時間調整もできそうですね♪
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保育園の懇談会でのネタは保護者目線で
保護者は、せっかく時間を作ってきてくれています。
保育士の言いたいことだけ言って、保護者が満足しない懇談会はよくないですよね。
懇談会の多くは約40分~1時間という短い時間です。
そのなかで、より多くの保護者が安心して保育園に大事なわが子を預けられるかその懇談会にかかっています。
とは言え、時間は本当に限られているので子どもたちの素敵なエピソードを伝えきれません。
スペースがあるようなら日中の様子の写真を貼ったり、製作物を飾ったり、子どもたちがお気に入りの絵本を飾るのがおすすめ。
早く到着した保護者はそれを見て時間をつぶせるし、事前にかざってあることを知らせていればみなさん早めに来てくれます♪
短い時間で子どもたちのすてきな情報をたくさんお持ち帰りさせてあげましょう☆
自分が保護者になったら、わが子のどんなことを聞きたいのか立場を置き換えると考えやすいです。
一人一人の保護者の顔をしっかり見ながら、会話をするように楽しく話せるといいですね♪
保育園の懇談会でのネタはコレ!保護者が聞きたい話と進め方を紹介!まとめ
せっかく懇談会に来たからこそ「今日来て良かったなー」と思って帰ってほしいですよね♪
今回は、
- 懇談会のネタは日常保育が基本!
- 保護者が聞きたいのはトラブルの対処法
- 日常保育→保護者が聞きたいこと→今後のスケジュールで進める
- カンペに頼りすぎず保護者の目を見て自分らしく話す
保育園の懇談会でのネタや保護者が聞きたい話と進め方を紹介しました♪
懇談会で保育のプロから聞くなるほど!と思えるようなネタをたくさん紹介!
より信頼関係をぐっと築いちゃいましょう♪
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